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■中国の不動産バブルついに崩壊!
 
 
依然として世界経済が大きく混乱しています。原油価格が大幅下落している背景には中東の混乱だけでなく、中国の需要縮小が大きいです。オーストラリアは、ご存知の通り中国が最大の貿易相手国です。
 
 
このためオーストラリアは中国依存度が非常に大きいので間接的なカントリーリスクにも注意しなければなりません。そうした状況にありながら、中国はついに不動産バブルが崩壊しました。
 
 
GDPの約半分が不動産取引という、あり得ない状況にまで膨らんだ巨大なバブルが崩壊したら、一体どうなってしまうのか、想像することができないほど危険な状態にあります。
 
 
やはり、リーマンショック直後にエンジンをふかしすぎたつけは大きいようです。当時中国は一早く経済を立て直し、世界経済のための需用を創出したとして世界中から称賛されました。
 
 
しかし、そのときに無理に無理を重ねてしまったツケが無情にも今思いっきり出ています。
 
 
数年前から中国では政治家、官僚、富裕層らのキャピタルフライトが加速し、株式市場を見ても大変厳しい状況にあります。
 
 
 
 
 
■オーストラリも厳しい状況が続く
 
 
そうしたなか、中国への依存度が強いオーストラリアも大変厳しい状況を迎えています。
 
 
まず、これまでオーストラリア経済が堅調に推移してこれたのも、中国の内需拡大政策によるものです。
 
 
中国はオーストラリアから大量の資源を輸入することになりました。
 
 
これでオーストラリア経済は潤うことになったわけです。
 
 
中国様様だったわけですが、その中国もインフレが急速に高まっていることから一般市民は買い控えの傾向がいっそう強まっていますので、需要が急速に縮小しています。
 
 
このため今後さらに勢いを増して経済が縮小していくことでしょう。
 
 
 
 
 
■今後豪ドルを取引するさいの注意点
 
 
需要が減っているのでオーストラリアの輸出も大きく低迷しています。
 
 
ですので、中国の動向をこれまで以上に警戒する必要があります。
 
 
オーストラリアドルを取引するのであれば、オーストラリアの経済指標は勿論のこと、特に消費者物価指数(CPI)を始めとした中国の景況感を示す指標に要注目です。
 
 
長期保有は危険です。できるだけ身軽でいる必要があります。
 
 
また過去オーストラリア経済が好調だったのは、オーストラリアの中間層が拡大していることを狙って世界中から投資が入ったのも大きいですよね。こうした動きもオーストラリア経済を大きく押し上げました。
 
 
今現在は資金が引き上げられている状況が進んでいます。また米国の金融当局の動きも無視できませんので、オーストラリアは経済運営の面で非常に難しい展開が今後待ち構えています。
 
 
ですので、スワップ金利を狙って豪ドルを中長期で投資するのであれば十分注意する必要があります。取引している最中にも豪ドルは大きく急落する可能性があります。